子どもの将来なりたい夢を応援できない親の心理
こんにちは、広見式10歳脳の広見有紀です。今週はすこし温かくて嬉しいですね。年末が近くなる気配を感じながら、これからクリスマスツリーを出そうとしている、全く余裕のない私です・・・余裕がないと感じる時こそ、手帳でシュミレーション。しっかり落ち着きたいと思います笑
親力アップ講座③を行いました
今回で3期を迎えている、親力アップ講座。今回は、「子どもの脳力を育てる生活環境を整える」テーマで講義しました。「10歳までに育てたい7つの脳力」を広見式ではお伝えしています。この、今般の意味や意図が分かれば、ご家庭の生活の中で育てることができます
1、想像力
2、記憶力(右脳記憶、左脳記憶)
3、空間認識力
4、感情的表現力
5、言語的表現力
6、発表力
7、憧れ力
があります。講座の中で、「憧れ力」の話から、「子どものなりたい仕事」の話題になりました。
あなたは子どもが「その職業は大変」と思う、きつい仕事を子どもが希望した時、どう答えるでしょうか?
例えば、子どもがよく言う、「お花屋さん」
「大工さん」アイスクリーム屋さん」など。「やっぱり大学出て、就職活動して、企業のサラリーマンが親として、安心できる」という声が上がってきそうです。人間は慣れていることが最も心地よく思うからです。「自分も経験した道」を薦める親も多いでしょう。
まず子どもに聞いてほしいことは
「どうしてそのお仕事が良いと思うの?」惹かれたポイントを理解しましょう。「ママは何がほしい」とお子様から聞かれて「大きな家がほしいな」と言ったとのこと。そうしたら、子どもは「ママのためにお家を建てたいから大工さんになる!!」と言ったそうです。ママが大好きと分かる、ほっこりエピソードですが、「それで大工さんに憧れちゃって、余計なことを言っちゃった」と思ったそう。本当にそうでしょうか?
子どもには道を外してほしくない!と思う親心
- 大工さんになりたい子どもー労働条件もきつそうだし、あえて子どもには仕事に選んでほしくないという親心
- お医者さんになりたいといわされている子どもー手に職、どう転んでもお金に余裕のある生活ができるのでなってほしいという親心
- ジャニーズに入りたいという子どもーまず、慣れる訳ないでしょと思う親心
- サッカー選手になるという子どもー世の中でこれほどまでの倍率の職業、夢のまた夢、若い時しかできない仕事だしと思う親心
ぜーんぶ、あって当然です。なぜなら、こどもはかわいいし、幸せになってほしいから、幸せでお金がたくさんもらえて良い暮らし、誇りのもてる仕事について、社会貢献してほしいと願っているでしょう。だから進み間違えないで!!と思う親心があって当然でしょう。
子どもがなりたいと言った夢は 自信を持って応援する
子どもが夢を追いかけるのは、心を育む1つの行為。好きなことを思いきり好きになり、研究したり、近づくために今の自分を磨いたり、努力したり。そして、夢は変わっていきます。本当に仕事につく時には、なんのために仕事をするのか?お金とは何ぞや?仕事を通じて自分は何にチャレンジしたいのか?総合的に自分の価値観を見つめ直し、想像して、思いめぐらし、そして決めるでしょう。そのための広見式でいっている7つの脳力を育てて、大人になっていれば、子ども自ら任せても、悩んでいたらもちろん親の想いを伝えても良いでしょう。
子どもの夢を事前につぶしていくドリームキラーにならないこと
「ドリームキラー」夢を追いかけることを「そんなのあなたには無理よ」と邪魔をする人のことです。愛情あまりに親がしてしまうこと。じつは、これは大きな傷となってしまうのです。子どもが大好きで一番信頼しているのは「親」。親にやる前から「そんなの無理よ」と言われることは、自尊心を傷つけられることになります。もちろん、職業のメリット、デメリットを伝えることは事実を伝える意味で良いことですが、「無理よ」と言われたら、「無理な一面を探す」思考になりかねません。「どうしたらできるかな」という、建設的な思考や価値観を子どもに育てるには、まず私達の考えを見直す方が大事かもしれませんね。
今日お話したことは、講座のほんの一部で、生活では補えない、脳トレで必須の教材や5感の育て方、直感力の磨き方など、話をして、充実した時間となりました。
「育脳環境を設定する上で、これから実行すること」を時系列で計画することを宿題にしました。どんな計画が出てくるか、今から楽しみです。